臨床研究について

当院の画像診断装置を用いて行っている研究課題について以下に開示しています。
主として、一般的に行われている画像診断撮影について、よりよい撮影方法を探索する研究を行っています。
研究方法としては、観察研究、遡及的研究、模擬人体モデルなどを用いた研究が主体です。
遡及的研究とは、既に検査を受けられた患者さんの画像について画質評価や実効被ばく量の評価を行う研究です。
個人情報の匿名化は厳重に行いますのでご安心ください。(画質評価などの際には個人情報は匿名化します。研究成果の公開の際には改めて個人情報の匿名化を確認します。)
*なお、研究への参加に同意されない方はご連絡ください。

2017年11月18日土曜日

螺旋流混合を用いた肺動脈造影CTの有用性に関する検討

1.    課題名  螺旋流混合を用いた肺動脈造影CTの有用性に関する検討
2.    主任診療者所属 職名 副院長 氏名 森谷浩史
3.    分担診療者所属
職名 画像診断センター
氏名 中川学 佐久間光太郎(画像診断センタ- 医師)
堀江常満 林下幸生 村松 駿(同 放射線技師)
4.    診療行為等に関する実施計画の概要
添付書類の通り
5.    診療行為等の対象および実施場所
対象 大原医療センター 放射線科外来受診患者
場所 CT検査室
6.    診療行為等に置ける倫理的配慮について
(1)    診療行為の対象とする個人の人権擁護
従来から一般的に用いられている検査方法であるため、新たなリスクは生じない。
患者が本検査に同意しない場合でも不利益を受けないが、臨床診断プロセスは大いに制限されるため、その点を充分に説明する。
本試験に同意しても随時これを撤回できる。
検討に当たり個人識別情報は削除する。
(2)    診療行為の対象となる者、またはこれに代わる者に理解をもとめ同意を得る方法
臨床的必要性がある患者に対する最善の使用方法であるため、一般臨床における造影剤使用説明文書を用いて説明し、患者本人の自由意志による同意を同意書で得る。
(3)    診療行為等によって生じる個人への不利益並びに危険性および医学上の貢献の予測
個人への不利益はないと考えられる(従来から一般的に用いられている検査方法である)
この検討により、肺動脈CTの精度をさらにたかめることが期待できるため、今後の日常臨床に大いに寄与すると考える。
(4)    その他
*    審査の対象となる実施計画書のコピーを添付してください。
2015年6月申請。学会発表済み。現在、追加検討の進行中。

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