臨床研究について

当院の画像診断装置を用いて行っている研究課題について以下に開示しています。
主として、一般的に行われている画像診断撮影について、よりよい撮影方法を探索する研究を行っています。
研究方法としては、観察研究、遡及的研究、模擬人体モデルなどを用いた研究が主体です。
遡及的研究とは、既に検査を受けられた患者さんの画像について画質評価や実効被ばく量の評価を行う研究です。
個人情報の匿名化は厳重に行いますのでご安心ください。(画質評価などの際には個人情報は匿名化します。研究成果の公開の際には改めて個人情報の匿名化を確認します。)
*なお、研究への参加に同意されない方はご連絡ください。

2020年5月18日月曜日

研究課題名:超高精細CTを用いた多施設共同研究:肺結節における画像学的浸潤成分の予測


研究課題名:超高精細CTを用いた多施設共同研究:肺結節における画像学的浸潤成分の予測
研究責任者名  医学系研究科放射線医学統合講座放射線医学・講師 梁川雅弘
研究期間        研究機関の長の許可日 ~ 西暦2024331
対象者
術前に超高精細CTが施行され、肺癌(主に肺腺癌)と診断された症例群に対して、その画像および病理組織データを遡及的に収集し、その画像データの取得、および、病理組織データの取得が可能であった症例を対象とする。
具体的には、当院に超高精細CTが導入され、本格稼働した20184月以降から201910月までの症例とする。尚、対象は20歳以上の症例を対象とする。
意義・目的
本研究の目的は、主に肺腺癌を中心とした、肺癌の超高精細CT画像所見と病理組織診断とを対比・検討し、浸潤成分を予測する為に有用なCT画像所見を統計学的に解析し、その臨床的有用性を検証することである。
方法
本研究データは,全て診療録(カルテ)情報を転記して行います。カルテから転記する内容は診療記録(性別、年齢、病歴、血液検査データ、病理組織所見)を含むが、特定の個人を識別できないものに限ります。
共同研究機関
・大原綜合病院
同 副院長兼画像診断センター長 森谷 浩史
・琉球大学医学部附属病院放射線科
同 教授 村山 貞之
・琉球大学医学部附属病院放射線科
同 講師 山城 恒雄
・神奈川県立循環器呼吸器病センター
同 部長 岩澤 多恵
・滋賀医科大学放射線医学講座
同 特任助教 永谷幸裕
*最終的に、大阪大学に情報を集め大阪大学(研究責任者 梁川 雅弘)が解析します。
個人情報の保護について
画像データ・その他情報は匿名化を行い、これに関わる個人情報は、個人情報管理者によって厳重に管理されます。研究成果の発表時を含め、外部に公開されることは一切ありません。該当する患者さんで、ご自身の検査結果などの研究使用をご承諾いただけない場合は、下記の問い合わせ先までご連絡下さい。ご協力よろしくお願い申し上げます。
問合せ・苦情等の窓口
研究責任者:梁川 雅弘
大阪大学医学部附属病院 放射線診断・IVR科 講師研究実施者:梁川 雅弘
大阪大学医学部附属病院 放射線診断・IVR科 講師
住所: 〒565-0871 吹田市山田丘2-2TEL 06-6879-3434FAX 06-6879-3439 
※ご連絡の際には、お名前/大阪大学医学部附属病院の診察券番号/拒否する研究のタイトルをお知らせください。
(大原綜合病院における問い合わせ:院長兼画像診断センター長 森谷 浩史)

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